原価管理の基本構成要素について

 私は、大阪府高槻市で建設業許可及び産業廃棄物処理業☆産業廃棄物収集運搬業の許可申請の代行を19年間営んでまいりました行政書士浜田温平事務所所長の浜田温平です。 私は、高槻市を拠点として茨木市、島本町、枚方市、寝屋川市、池田市、守口市、箕面市、大阪市、摂津市、吹田市、豊中市など北摂を中心に活動している行政書士です。
 建設工事における原価管理の基本は最初に予算書が出てくることから始まります。 これは、積算と呼ばれる作業、電気工事で説明すると図面から材料を一つづつ拾い出し、電線の長さを取り出し、単位長あたりの価格をかけていく根気のいる作業を行い最終原価を決定します。 ここからは営業交渉となりますので、利益が大きくなるよう折衝して行きます。 建設工事はここからも重要で、工事が終了するまで予定原価が変化していくことがあります。 たとえば、想定外の設計変更などで余分な経費が掛かってくることも数多くあります。 これらのことに備えて、中間トレースを行うことをお勧めします。 まずは、受注金額をEXCELに入力して、予定原価を項目ごとに入れていきます。 工程や原価支出が順調であるかチェックしていくことは非常に重要です。 そこで、想定外の設計変更等があればそれにかかる費用をいち早く計算し、増額になる根拠を整理して、お客様に再度交渉していく必要があるのです。 このあたりがしんどいところですね。