矛盾する二つの主張を解決する方法はあるのか。

 私は、大阪府高槻市で建設業許可及び産業廃棄物処理業☆産業廃棄物収集運搬業の許可申請の代行を20年間営んでまいりました行政書士浜田温平事務所所長の浜田温平です。 私は、高槻市を拠点として茨木市、島本町、枚方市、寝屋川市、池田市、守口市、箕面市、大阪市、摂津市、吹田市、豊中市など北摂を中心に活動している行政書士です。
 諫早湾開門に関するごたごたについて、かなりややこしい経緯もあり理解するには諫早湾の干拓についての経緯を知る必要があります。 当初、諫早湾の水害からの防災や様々な農業に対する悪影響の為、国の事業として堤防を設け干拓事業を進めてきました。 しかし、途中で漁業に関して環境への悪影響や漁業被害が報じられようになり、開門を要求する裁判があり、福岡高裁で「開門」を命じる判決がありました。 また、そのころ、政権与党であった民主党の菅直人は国側として控訴しなかったので「確定判決」となったのですが、政権が変わり国側が無効を求める訴訟を起こしました。 それまでに、最高裁は別訴訟で非開門を指示していたので、「司法のねじれ」が生じたました。 3月25日に福岡高裁は
開門は許されないという国側勝訴の判決を言い渡したというややこしい構図です。 いずれにしても、干拓事業には莫大な税金が使われ、裁判にかかった時間と費用も相当なものだと思います。 このような不合理なことが起こった背景に
何があるのか、検証するのも大切ではないでしょうか。