経営事項審査における経営状況分析Yとは(1)。

私は、大阪府高槻市で建設業許可及び産業廃棄物処理業☆産業廃棄物収集運搬業の許可申請の代行を
14年間営んでまいりました行政書士浜田温平事務所所長の浜田温平です。私は、高槻市を拠点として茨木市、
島本町、枚方市、箕面市、大阪市、摂津市、吹田市、豊中市など北摂を中心に活動している行政書士です。
経営分析を審査評点としております。したがって、かなり専門の分析技術が必要となるため、必ず
「登録経営状況分析機関」を通じてY評点を算出することが必要です。本日は、Y評点の要素となる
純支払利息比率X1(寄与度29.9%)について考えてみましょう。
建設業の場合、受注から完工し工事代金が入金されるまで、中間支払いがあったとしても材料費や労務費
など立替資金が必要となります。そのため、自己資金に加えて金融機関からの借り入れが必要となります。
その時に支出する支払利息と売上高の比率を示します。売上高に比して、極端に高い利息を支出する場合
本業の業績と異なる理由で、借り入れが増えているかもしれないという「疑問」が出てきます。
したがって、この指標については、健全に売上高に応じた借り入れによる経営がなされているかを判断する
ものです。