経営事項審査における経営状況分析Yとは(2)。

私は、大阪府高槻市で建設業許可及び産業廃棄物処理業☆産業廃棄物収集運搬業の許可申請の代行を
14年間営んでまいりました行政書士浜田温平事務所所長の浜田温平です。私は、高槻市を拠点として茨木市、
島本町、枚方市、箕面市、大阪市、摂津市、吹田市、豊中市など北摂を中心に活動している行政書士です。
経営状況分析Yは経営分析を審査評点としております。したがって、かなり専門の分析技術が必要となるため、必ず
「登録経営状況分析機関」を通じてY評点を算出することが必要です。本日は、Y評点の要素となる
負債回転期間X2(寄与度11.4%)について考えてみましょう。
この指標は、借入金額を売上高(本業+兼業)÷12で割っている数字です。単純に考えれば1年決算の場合
この数字が12であれば1年間で返済できる借り入れを行っていることになります。この指標の下限値が18
までですので、1年半が最大となります。社屋の立替や建機の購入などの、設備投資にかかる事情も考えられ
ますので、一概に悪くはないのですが。いずれにしても、キャッシュフローの改善に努めていく事が事業目標
の一つといえます。