経営事項審査における経営状況分析Yとは(6)。

私は、大阪府高槻市で建設業許可及び産業廃棄物処理業☆産業廃棄物収集運搬業の許可申請の代行を
14年間営んでまいりました行政書士浜田温平事務所所長の浜田温平です。私は、高槻市を拠点として茨木市、
島本町、枚方市、箕面市、大阪市、摂津市、吹田市、豊中市など北摂を中心に活動している行政書士です。
経営事項審査における経営状況分析Yは、経営分析を審査評点としております。したがって、かなり専門の
分析技術が必要となるため、必ず「登録経営状況分析機関」を通じてY評点を算出することが必要です。
本日は、Y評点の要素となる「財務健全性」をはかる指標として自己資本比率X6(寄与度14.6%)
について考えてみましょう。
この指標は、「総資産」に占める自己資本の割合を評価するものです。財務健全性を示す上で最も重要な
指標とされていいます。「自己資本」は返さなくても良いお金です。資本金とこれまで利益を上げてきた
貯金といえます。因みに「総資産」-「自己資本」=「負債」となりますので、総資産に対して過剰に
借り入れが多い場合は、企業として不安定な状況といえます。