経営事項審査における自己資本額および平均利益額X2の評価とは。

私は、大阪府高槻市で建設業許可及び産業廃棄物処理業☆産業廃棄物収集運搬業の許可申請の代行を
14年間営んでまいりました行政書士浜田温平事務所所長の浜田温平です。私は、高槻市を拠点として茨木市、
島本町、枚方市、箕面市、大阪市、摂津市、吹田市、豊中市など北摂を中心に活動している行政書士です。
「自己資本額および平均利益額X2」は、x1とともに経営規模を表す指標の一つです。平成20年4月の改正
ではX2のウエイトは従来の0.1から0.15に引き上げられました。これは総合評定値Pには、X2の
15%が反映されるという意味です。絶対値評価のため、中小企業はX2おいて高い評点は望めませんが
完成工事高10億円未満の建設業者においては評点幅が狭く、中小企業間の差が付きにくくなっています。
さて、自己資本額は「資本金」と今まで積み上げてきた「利益総額」ということになります。
当然資本金が10億円を超える企業の利益額が中小企業よりも相当大きくなるため、そのクラスの年度間変動
はかなり大きくなります。中小企業については、増資をしない限りX2が急激に増える(かなり利益が上がる
)ことは想定しにくいと思います。中小企業におけるこの評点の差が出にくくしております。大企業について
この差が大きく出るように設計されています。