私は、大阪府高槻市で建設業許可及び産業廃棄物処理業☆産業廃棄物収集運搬業の許可申請の代行を23年間営んでまいりました行政書士浜田温平事務所所長の浜田温平です。 私は、高槻市を拠点として茨木市、島本町、枚方市、寝屋川市、池田市、守口市、箕面市、大阪市、摂津市、吹田市、豊中市など北摂を中心に活動している行政書士です。
先日、重要文化財の保存修理工事の現場についての記事(建通新聞R8.1.1)に触れ、あらためて「現場を見ること」の重みを感じました。 重要文化財の保存修理工事は、単なる老朽化対策や改修工事とは本質的に異なります。 そこでは、文化的価値そのものを次の世代へ引き継ぐことが最大の目的となります。 私は日頃、建設業許可や産業廃棄物処理業許可の申請業務を通じて、数多くの建設現場に関わってきました。 しかし、重要文化財の保存修理工事では、「早く造る」「効率よく進める」という通常の工事感覚が、そのまま通用しない世界があります。
【保存修理工事の現場では、】
・使用する材料
・工法の選択
・解体や復旧の手順
・記録の取り方
その一つひとつに、極めて厳格なルールと専門的な判断が求められます。
【特に印象的なのは、】
「壊して直す」のではなく、「残しながら直す」という発想です。 長い年月を経てきた建物の傷みや歪みには、それ自体が歴史の痕跡としての意味を持つ場合があります。
どこまで手を入れ、どこを残すのか、その判断は、経験と知識、そして文化財に対する深い敬意なしには成り立ちません。
また、こうした工事では、
建設業者だけでなく、設計者、文化財保護の専門家、行政機関など、多くの関係者が密に連携しながら進められます。 許認可や手続きの面でも、通常の建設工事以上に慎重さが求められる分野です。
現場を見る、あるいは現場を知ることは、書類や図面だけでは決して分からない「本質」を理解する近道だと感じます。 それは、建設業に限らず、行政手続きに携わる立場としても同じです。
文化財の保存修理工事は、過去から受け取ったものを、現在の技術と責任で支え、未来へと手渡していく仕事です。 その現場に思いを馳せることは、自らの仕事の姿勢を見つめ直す良い機会でもありました。
これからも、
「今だけでなく、先を見据えた仕事とは何か」そんな問いを忘れずに、日々の業務に向き合っていきたいと思います。







