無人建機の安全措置とは?「建機と人の完全分離」が重要とされる理由

 私は、大阪府高槻市にて、建設業許可および産業廃棄物処理業・産業廃棄物収集運搬業の許可申請を中心に業務を行っております、行政書士浜田温平事務所の浜田温平です。 開業以来23年、高槻市を拠点に、茨木市、島本町、枚方市、寝屋川市、池田市、守口市、箕面市、大阪市、摂津市、吹田市、豊中市など、北摂地域を中心に活動してまいりました。
 建設現場の省人化や生産性向上を目的に、「無人建機(遠隔操作・自動運転建機)」の導入が進んでいます。 一方で、国や関係機関は安全対策の徹底を強く求めており、特に重要とされているのが「建機と人の完全分離」という考え方です。
 無人建機における最大のリスクは、建機の稼働範囲に人が立ち入ることです。 遠隔操作や自動制御である以上、誤操作や通信トラブルが起きた場合、重大事故につながる可能性があります。
そのため、安全確保の基本は、建機が動く空間から人を排除することにあります。
【具体的な安全措置としては、】
・作業エリアの明確な区画
・立入禁止表示やバリケードの設置
・監視員の配置
・無人運転中であることの周知
・緊急停止措置の整備
 などが求められます。 「無人で動かしている」だけでは、安全対策としては不十分です。
 行政書士の立場から見ると、無人建機の安全対策は、技術よりも管理体制の問題だと感じます。
事故の多くは、ルールがないことではなく、「決められていない」「守られていない」「責任者が曖昧」
といった運用面の不備から発生します。
 無人建機を導入する場合は、作業手順の文書化、責任者の明確化、現場への周知・教育まで含めて整備することが重要です。
効率化と安全対策は、必ずセットで考える必要があります。
 無人建機の活用が進む今後、
「建機と人の完全分離」は、現場安全の基本原則として、より重要になるでしょう。